小泉首相の功績と現在|構造改革の真実と進次郎氏の評判を徹底検証

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小泉政権が遺した足跡の中でも、歴史の教科書に刻まれる特筆すべき功績は大きく分けて3点存在します。

第1に、政権の最大の公約であった郵政民営化の実現です。約350兆円規模にのぼる巨大な郵便貯金・簡易保険の資金(財政投融資の原資)を官から民へ流し、民間の経済活動を活性化させるという構造改革の総本山でした。2005年の通常国会で郵政民営化法案が参議院で否決されるや否や、小泉首相は衆議院を即日解散(いわゆる郵政解散)。反対派議員を「抵抗勢力」と呼び、対立候補として「刺客」を送り込む徹底した選挙戦を展開し、自公で327議席という圧倒的多数を獲得して民営化法案を成立させました。

第2に、北朝鮮への電撃訪朝と拉致問題の進展です。2002年9月、現職の日本の首相として初めて北朝鮮・平壌を電撃訪問し、金正日総書記との間で日朝平壌宣言に署名。北朝鮮側に拉致を公式に認めさせ、同年10月に拉致被害者5人(蓮池薫さん夫妻、地村保志さん夫妻、曽我ひとみさん)の帰国を実現させました。さらに2004年の再訪朝によって被害者家族の帰国も果たし、外交史上に残る重い扉を開けました。

第3に、バブル崩壊以降の日本経済を停滞させていた不良債権処理の断行です。竹中平蔵経済財政担当相を重用し、主要行の不良債権比率を半減させる目標を達成。これによって銀行の信用収縮に終止符を打ち、いざなみ景気と呼ばれる戦後最長(当時)の景気回復局面の下地を作りました。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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