富士山静岡空港が揺るがす「日本の空の勢力図」:2026年、国際線ラッシュと新幹線新駅論争の現在地
この空港を語る上で避けて通れないのが、滑走路の真下を通る東海道新幹線への「新駅設置」問題だ。開港前からの長年の課題であり、静岡県政や地元経済界にとっても長年くすぶり続けるホットトピックである。
2026年現在、リニア中央新幹線の工事を巡る議論の進展に伴い、東海道新幹線のダイヤ改正や輸送需要の再編が現実的な議論としてテーブルに載るようになった。「空港直結の新幹線駅が実現すれば、品川まで約40分、名古屋まで約40分で結ばれ、日本最強のマルチモーダルハブが誕生する」という推進派の熱量は高い。一方で、JR東海側の慎重姿勢や建設費用の負担割合、のぞみ・ひかりの停車パターンへの影響など、克服すべきハードルは依然として高いままだ。
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