めんぽう(面皰)の正体と治し方|白・黒ニキビの皮膚科最新治療
Q1:面皰は市販薬だけで完全に治すことはできますか?
A1:軽度の黒面皰や数個の白面皰であれば、イソプロピルメチルフェノール(殺菌)やイブプロフェンピコノール(抗炎症)、サリチル酸(角質軟化)配合の市販薬で改善するケースもあります。しかし、毛穴の根本的な角化異常を修正する「アダパレン」や「過酸化ベンゾイル」などの高濃度成分は医療用医薬品にしか配合されていません。根本から再発を防ぎたい場合は皮膚科の受診が最短かつ確実です。
Q2:皮膚科の処方薬(ディフェリンやベピオ)を使うと顔が赤くなり皮がむけます。中止すべきですか?
A2:使用開始後1〜2週間に生じる赤み、乾燥、ヒリヒリ感、落屑(皮剥け)は、薬剤が毛穴の角化を是正する過程で生じる「正常な随伴症状(初期刺激感)」であることがほとんどです。通常は2〜4週間で肌が慣れて治まります。自己判断で塗布を中止せず、保湿剤を先に塗ってから薬を重ねる(サンドイッチ法)、塗布頻度を2日に1回にするなど、医師と相談しながら使用方法を調整してください。ただし、強い腫れやかゆみ、湿疹が出た場合はアレルギー(接触皮膚炎)の可能性があるため直ちに医師へ連絡してください。
Q3:面皰圧出を皮膚科で受けると、毛穴が開きっぱなしになりませんか?
A3:医療用の面皰圧出では極小の穴から垂直に圧力をかけて内容物だけを排出するため、周囲の弾力線維を傷つけず、内容物が抜けた毛穴は時間とともに自然に収縮します。むしろ角栓を長期間放置して毛穴が押し広げられた状態が続くほうが、毛穴の開口部が不可逆的に開いたまま固定化するリスクを高めます。
Q4:面皰を予防するために、オイルクレンジングは避けたほうがいいですか?
A4:一概にオイルクレンジングが悪というわけではありませんが、油膜感が残りやすい油脂系オイルやすすぎ残しは毛穴詰まりの原因になります。面皰ができやすい肌質(脂性肌・混合肌)の方は、摩擦を抑えられるジェルタイプや、水で素早く乳化して洗い流せるノンコメドジェニックテスト済みのクレンジング料を選択するのが推奨されます。