インフルエンザにかからない人の特徴とは?医学が解明した無敵の秘密
インフルエンザウイルスが体内に侵入しようとした際、発症する人と跳ね返す人の間には「粘膜バリアの強度」に圧倒的な差が存在します。呼吸とともに吸い込まれたウイルスは、まず喉や鼻の気道粘膜に付着しますが、インフルエンザかかったことない人の特徴として真っ先に挙げられるのが、粘膜上に分泌される「分泌型IgA(免疫グロブリンA)抗体」の質と量の高さです。
一般的な血液中のIgG抗体がウイルス侵入後の重症化を防ぐのに対し、IgA抗体は粘膜の表面でウイルスと結合し、細胞内への侵入そのものを中和します。つまり、喉の粘膜IgA抗体が豊富に分泌されている人は、ウイルスが細胞の受容体に結合する前に無力化し、体外へと洗い流してしまうのです。
一方で、インフルエンザかかりやすい人との違いは、口呼吸による喉の乾燥や基礎代謝の低下によって、この第一防衛ラインが機能不全に陥っている点にあります。粘膜に張り巡らされた「線毛運動」が乾燥で停止すると、ウイルスはわずか20分程度で気道上皮細胞内に侵入を完了してしまいます。かからない人は、この最初の20分間における水際防御が極めて強固なのです。
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