卒業証明書と卒業証書の違いとは?手元の証書が提出Ngな理由と再発行の罠

卒業証明書と卒業証書の違いとは?手元の証書が提出Ngな理由と再発行の罠についての真相をお届けします。

最大の違いは、その文書が「記念品(顕彰目的)」なのか、それとも外部機関に向けた「信用証明(対外的な流通目的)」なのかという点に集約されます。

卒業証書は、学校教育法施行規則に基づき、所定の課程を修了した児童・生徒・学生に対して学校長が卒業式などの式典において直接授与するものです。当時の校長名、卒業年月日、卒業証書番号が刻印された「唯一無二の原本」であり、受領者個人の努力を称えるモニュメントとしての性格を帯びています。そのため、社会一般で流通させることは想定されていません。

一方の卒業証明書は、学校の台帳(指導要録や学籍簿)に基づき、「この人物が本校を卒業した事実に相違ない」と現在の学校長や学長が証明する公式文書です。就職先、転職先、各種行政機関などに提出するために作られており、対外的な証明書類として何度でも新しく作成・発行される前提を持っています。会社側が手元の卒業証書ではなく卒業証明書を求めるのは、まさにこの「対外的な真正性を現在進行形で担保しているかどうか」という法的な信用性の違いによるものです。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

タグ: https://edugrew.academy/Trend-Master/6320781/