小和田邸はどこ?目黒区洗足の場所・解体売却の真相を徹底調査

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小和田邸が日本中の耳目を集めたのは、1993年1月に婚約内定が報じられてからの数カ月間です。当時、連日早朝から深夜まで数百人規模の報道陣が住宅街の細い路地を埋め尽くしました。近隣住民の回想録や当時の特番取材によると、「早朝に雅子さまが愛犬ショコラを散歩させる姿や、父・恆氏と並んで車に乗り込む瞬間を捉えようと、脚立の列が途切れることがなかった」といいます。

ご成婚後、天皇皇后両陛下のご実家となったことで、邸宅の前には24時間態勢で警備にあたる警視庁の専用派出所(いわゆるポリスボックス)が設置されました。周辺の電柱には防犯カメラが増設され、定期的に警察車両が巡回する厳戒態勢が日常となったのです。

しかし、2003年に父・小和田恆氏がオランダ・ハーグにある国際司法裁判所(ICJ)の裁判官に就任(2009年には日本人初の所長に就任)したことで、邸宅の役割は大きく変化します。ご夫妻は生活拠点を完全にオランダへと移し、洗足の自宅は年数回の一時帰国時にしか使われない「事実上の長期不在・空き家状態」が続くことになりました。かつて雅子さまが育ち、世界各国の要人が出入りした名邸は、静かに時を止めることとなったのです。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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