お札の三つ折りは左が先?逆はマナー違反になる理由と正しい包み方

お札の三つ折りは左が先?逆はマナー違反になる理由と正しい包み方に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

お札を三つ折りにする際、真っ先に覚えるべき黄金ルールは「表を向けて、左側から先に折る」という順番です。

まず、肖像画が描かれている面を「表」にして自分の正面に置きます。その状態から、向かって左側の3分の1を内側へ折り込み、続いて右側の3分の1をその上に重ねるのが正しい折り順です。完成した状態では、右側の端が一番上に重なります。

なぜ「右が先(左が上)」になってはいけないのでしょうか。その理由は、古くから日本に伝わる「着物の前合わせ(右前・左前)」の文化に深く根ざしています。

慶事やおめでたい席、日常の着物の着こなしでは「右前(相手から見て左側が上)」に合わせます。一方、亡くなった方に着せる死に装束では、通常とは逆の「左前(相手から見て右側が上)」に合わせるのが日本の伝統的なしきたりです。もしお札を右側から先に折ってしまうと、向かって左側が一番上に重なり、お悔やみの席を想起させる「左前」の形になってしまいます。

お年玉やお車代といったお祝いやお礼の場面で「左前」にして包むことは、相手に対して大変失礼な行為と受け取られかねません。だからこそ、「慶事は左から折って右を重ねる」という基本作法が今も厳格に守られています。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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