「天の神様の言う通り」続きの地域差と怖い都市伝説の真相【2026調査】
デジタル空間における言説の真偽を確かめるべく、SNS(XやYahoo!知恵袋など)における投稿事例の抽出や、世代別の聞き取り調査を実施しました。そこから見えてきたのは、おどろおどろしい都市伝説とはかけ離れた、極めて人間臭い「子どもの現場知」です。
全国の20代〜60代の男女を対象とした聞き取り調査では、次のようなリアルな生の声が多数寄せられました。
「子どもの頃、鬼ごっこで鬼を決めるときに使っていたが、途中で自分が鬼になりそうだと気づくと、とっさに『おまけに・おまけに・柿の種・あっぷっぷ!』とフレーズを継ぎ足して回避していた」(30代男性・東京都出身) 「関西から名古屋に引っ越した際、友達が『ぎっこんばったん』と言い出して何のことか分からず喧嘩になった。でも結局、最後は笑い合ってどちらでも良くなったのを覚えている」(40代女性・愛知県在住)
子どもたちにとって、この数え歌は固定された神聖な呪文ではなく、「状況に応じて音数をコントロールできる可変ツール」でした。「どちらにしようかな天の神様の言う通り」の16音だけでは、選択肢が2つの場合、最初に指差した方が選ばれるか、2番目が選ばれるかは拍数で完全に決まってしまいます。
しかし、歌う側の子どもはその結果を直感的に察知します。自分が選びたい選択肢に指を着地させるために、「柿の種」「ご飯粒」「あっぷっぷ」「鉄砲撃ってバンバンバン」といったパーツを即興で増減させていたのです。この無意識のゲームメイキングこそが、全国で無数の亜種フレーズを生み出した最大の現場的要因であると言えます。
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