インド独走と中国失速、日本の順位急落が告げる世界人口の地殻変動

インド独走と中国失速、日本の順位急落が告げる世界人口の地殻変動にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

21世紀後半の世界人口を牽引する主役はアフリカ大陸である。Statistaの統計予測でも明示されている通り、ナイジェリア、エチオピア、コンゴ民主共和国などの人口増加率は依然として高水準を維持しており、今世紀半ばにはナイジェリアがアメリカを抜き去り世界第3位の人口大国へ浮上することが確実視されている。

生産年齢人口が従属人口を大きく上回る「人口ボーナス」は、アフリカ諸国に未曾有の経済的跳躍をもたらす潜在力を秘めている。しかし、この人口増加が真の繁栄につながるか、あるいは社会不安の火種となるかは紙一重だ。雇用創出、教育インフラの拡充、ガバナンスの確立が追いつかなければ、膨大かつ若いエネルギーは国境を越える大量難民の引き金になりかねない。アフリカの動向は、地球全体の安定を左右する最大の変数となっている。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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