グラウンドゴルフとゲートボールの違いとは?初心者が知るべき3つの比較ポイント

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両者の歴史を辿ると、日本の高齢者レクリエーションスポーツ人気の移り変わりが浮き彫りになります。

ゲートボールは、1947年に北海道芽室町の鈴木栄治氏が、戦後の物資不足の中で子どもたちが健全に遊べるスポーツとして考案したのが始まりです。クロッケーをヒントに開発されたこの球技は、1980年代の高度経済成長期からシニア層に爆発的ブームを巻き起こし、最盛期には全国で愛好者数が約600万人に達しました。

しかし、現在のゲートボールの競技人口減少の理由には、ルールや競技特性の進化が深く関係しています。全国大会が整備されるにつれて戦術が高度化し、ミリ単位のボールコントロールや緻密な指示が重視される「勝負至上主義」へとシフトしました。その結果、チーム内でのプレッシャーや人間関係の摩擦が生じやすくなり、新規参入のハードルが高くなってしまった経緯があります。

これに対し、グラウンド・ゴルフは1982年に鳥取県東伯郡泊村(現・湯梨浜町)が発祥の地です。生涯スポーツ活動推進事業の一環として、教育委員会やスポーツ推進委員が「高度な技術がなくても、いつでも、どこでも、誰でも楽しめるスポーツ」をコンセプトに創案しました。ミスショットをしても他人に迷惑がかからないルール設計、1打でスコアから3打引かれる「ホールインワンの爽快感」が支持され、現在は全国で推計120万人以上が楽しむシニアスポーツの王座に君臨しています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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