【2026年現地ルポ】「危険な街」から「関空直結の超人気拠点」へ——新今宮駅周辺の劇的変貌と、カオスが織りなす光と影
駅から東へ数分歩けば、コテコテの大阪文化が凝縮された「新世界」エリアが広がる。通天閣の聳え立つ街並み、ジャンジャン横丁の串カツ店から漂う香ばしい油の匂い、昭和の面影を残すスマートボール場や将棋クラブ。洗練された観光地にはない「リアルな昭和レトロ」が、Z世代や海外トラベラーの探究心を激しく刺激する。
洗練と混沌が目と鼻の先で隣り合う圧倒的なリアリティ。それこそが新今宮の最大の武器だ。昼間から赤提灯を掲げる居酒屋で地元のおっちゃんと外国人がカタコトの英語と関西弁で乾杯する風景は、いまや日常茶飯事となっている。作られたテーマパークではない、生きている街の呼吸がここにはある。
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