伊賀流忍者博物館の全貌|からくり屋敷の仕掛けと混雑攻略を徹底取材
屋敷の静寂から一転、中庭の野外ステージで繰り広げられるのが、世界的な知名度を誇る伊賀忍者特殊軍団阿修羅(あしゅら)による実演ショーです。一般的なテーマパークのアクション劇と決定的に異なるのは、演者たちが手にする武器が模造品ではなく、鍛え抜かれた「本物の真剣・鎌・手裏剣」であるという点です。
鋭利な刃を持つ真剣が空気を切り裂く鈍い風切り音、手裏剣が標的の分厚い杉板に深々と突き刺さる強烈な乾いた衝突音は、最前列で観覧すると肌が粟立つほどの臨場感があります。息の合ったアクロバティックな体術、鎌と鎖を駆使した鎖鎌術の演舞は、一切のミスが許されない極限の集中力のもとで披露されます。観客席の海外ジャーナリストが「映画のCGを遥かに超えるリアリズム」と感嘆の声を漏らしていた通り、阿修羅のステージは現代に生きる武道芸術としての凄みすら漂わせています。
ショーを観覧した直後、誰もが挑戦したくなるのが常設の「手裏剣打ち体験」です。1回数百円(5枚投げ)で体験できるこのコーナーでは、ずっしりとした重量感のある鉄製の手裏剣を実際に握り、5メートル先の的を狙います。取材班が実際に投擲してみると、手首のスナップを利かせすぎると刃がブレて的に弾かれてしまい、腕全体を真っ直ぐ振り下ろす独特の身体操作が要求されることが分かります。的に見事命中したときの澄んだ金属音と衝撃は格別で、旅の強烈な記憶として刻まれます。
タグ:
https://cantgetworse.com/muneaki/9498661/