新年度とはいつから?4月始まりの理由や挨拶メール例文を徹底解説
世界を見渡すと、欧米をはじめとする多くの国では9月前後に新学期を迎えるケースが主流です。なぜ日本だけが頑なに4月始まりを守り続けているのか、その起源は明治時代の財政政策にあります。
明治初期、政府の会計年度は固定されておらず、10月始まりや7月始まりなど試行錯誤が続いていました。転機となったのは1886年(明治19年)です。当時の日本は農業国であり、国家財政の主軸は農家が納める地租(米)でした。秋に収穫された米を農家が現金化して納税し、政府が税収を取りまとめて予算を編成するには、4月を起点にするスケジュールが最も合理的だったのです。
この国家の会計年度に合わせて、まず陸軍の徴兵届出時期が変更されました。次いで、軍へ人材を供給していた師範学校(教員養成校)が1886年に4月入学制を採用。やがて全国の小学校から高等教育機関へと波及し、最終的に「学校年度=4月1日」という日本独自の社会サイクルが完成しました。
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