サロマ湖ウルトラマラソン完走率の真実!過酷な関門とワッカ攻略法
獲得標高で見ればサロマ湖のコース高低差は全体で数十メートル程度と極めて緩やかです。しかし、レース終盤の80km手前からフィニッシュ直前まで続くワッカ原生花園(約18km区間)こそが、サロマ最大の「魔所」と呼ばれています。
オホーツク海とサロマ湖を分かつ細長い砂州に広がるワッカ原生花園は、視界を遮る樹木や建物が一切ありません。ここでランナーを直撃するのが、容赦ないオホーツクの強風と激しい寒暖差です。日差しが出れば遮るもののない直射日光で体力を奪われ、海風が強まれば一気に体感温度が氷点下近くまで冷え込むなど、極限状態の肉体に過酷な自然環境が襲いかかります。
さらに、一見平坦に見える舗装路には小刻みなアップダウンと橋の傾斜が連続しており、80km以上を走り抜いてきた脚の筋肉を完全に破壊しにかかります。多くのランナーがここで走りを止め、歩行を余儀なくされるため、まさに精神力と補給の真価が問われるエリアとなっています。
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