竹田恆和の現在と東京五輪招致疑惑|旧皇族の系譜とJoc退任の真相

竹田恆和の現在と東京五輪招致疑惑|旧皇族の系譜とJoc退任の真相を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

竹田氏の失脚の決定打となったのが、フランス国家金融財政検察庁(PNF)による贈賄容疑の捜査でした。2026年招致レースにおいて、東京招致委員会からシンガポールのコンサルタント会社「ブラック・タイディングズ(BT社)」に対して送金された約2億3000万円(約200万ユーロ)の使途が、国際陸上競技連盟(現ワールドアスレティックス)のラミン・ディアク前会長の息子であるパパマッサタ・ディアク氏への裏金に流用され、アフリカ票の買収に充てられたのではないかという疑いです。

この疑惑に対し、フランス予審判事は2018年12月、竹田氏に対する正式な予審手続き(日本の起訴前の本格捜査に相当)の開始を決定しました。事態の急変を受け、竹田氏は2019年1月15日にJOC本部で記者会見を開いたものの、用意された原稿を読み上げるだけで、記者の質疑応答を一切受け付けずわずか7分で退席するという対応を取りました。当時の会見場で見せた強張った表情と一方的な打ち切り姿勢は、国内外のメディアから猛烈な批判を浴びることとなりました。

国際オリンピック委員会(IOC)の倫理委員会からの強い圧力と、五輪開催を控えた日本政府・大会組織委員会の意向が交錯する中、竹田氏は2019年3月19日、同年6月の任期満了に伴うJOC会長退任とIOC委員の辞任を正式に表明しました。実質的な引責辞任であり、10期18年に及んだ長期政権は不名誉な形で幕を閉じる結果となったのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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