かゆみがない発疹の正体とは?痛みの有無や色でわかるセルフチェック
皮膚表面の異常にとどまらず、全身の免疫系や血管系に深刻な異変が生じているケースもあります。その代表格が紫斑病や膠原病です。
紫斑病は、血小板の減少や血管の炎症によって皮下出血が起こる疾患です。かゆみを伴わず、押し下げても消えない赤紫色から紫色の斑点が下肢(足)を中心に現れるのが特徴です。子どもに多いIgA血管炎(紫斑病)では、関節痛や腹痛を伴うこともあり、大人の場合も腎障害を併発するリスクがあるため速やかな精密検査が要求されます。
また、自己免疫の異常によって引き起こされる膠原病でも、無痛性あるいは違和感程度の発疹が初期症状として現れます。例えば全身性エリテマトーデス(SLE)で見られる顔面の蝶形紅斑や、皮膚筋炎に伴う手指のヘリオトロープ疹などは、かゆみが乏しいことが少なくありません。全身のだるさ、微熱、関節の強張りといった内科的症状が併発していないかを確認することが重要です。
タグ:
https://application.mliesl.edu/ast-yamaguchi/1606532/