モンブランとは?名前の由来や歴史と栗ケーキの進化を徹底解説
モンブラン(Mont Blanc)とは、主に栗をペースト状にしたマロンクリームを山型に絞り出し、雪山に見立てて粉糖を振りかけた洋菓子全般を指します。フランス語で「Mont」は山、「Blanc」は白を意味し、直訳すると「白い山」となります。
名前の直接のモデルとなったのは、フランスとイタリアの国境にそびえる標高4,810メートルの西ヨーロッパ最高峰「モンブラン山」です。山の頂に降り積もる万年雪の景観をスイーツの上で表現したことが、この印象的なフォルムと名称の原点となっています。
発祥の歴史を辿ると、その起源はイタリア・ピエモンテ州からフランス・サヴォワ地方にかけての郷土菓子「モンテ・ビアンコ(Monte Bianco)」に行き着きます。当初は栗のペーストの上に泡立てた生クリームを無造作に乗せた素朴な家庭菓子でした。これを現在のような洗練されたデザートへと昇華させたのが、1903年創業のパリの老舗サロン「アンジェリーナ(Angelina)」です。アンジェリーナがメレンゲの土台に濃厚なマロンペーストを絞り出すスタイルを確立したことで、モンブランは世界的な名声を獲得しました。
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