写真撮ってもらえますかの英語|実はNgな言い回しと旅先の神対応術
海外旅行コミュニティやSNS上の投稿、外務省の安全情報などを検証すると、撮影依頼にまつわるトラブルは単なる言葉の不通にとどまりません。特に注意を要するのが、スマホで写真を頼む英語を使った際に発生する「スマートフォンのひったくり・持ち逃げ被害」です。
ヨーロッパ主要都市(パリ、ローマ、バルセロナ等)や南米の観光スポットでは、「写真を撮ってあげましょうか?」と親切そうに近づいてきて、手渡された最新型スマートフォン(端末価格15万〜20万円相当)をそのまま持って走り去る手口が頻発しています。大手保険会社の事故請求データでも、観光中の携行品盗難における約18%が写真撮影に関連する状況で発生している実態が明らかになっています。
被害を防ぐための実践的な基準は「こちらから相手を選んで頼む」ことです。声をかけるべき対象として最も安全性が高いのは以下の層です。
- ベビーカーを押している家族連れや子連れの旅行者(走って逃走することが物理的に不可能)
- 高価な一眼レフカメラを首から下げている観光客(撮影の心得があり、自身の機材を抱えているため悪意を持ちにくい)
- お互いに写真を撮り合っているグループやカップル(相互撮影のニーズが一致する)
反対に、「手ぶらで周囲をキョロキョロ見回している単独の若者」や「向こうから過剰にフレンドリーに『Photo? Photo?』と声をかけてくる人物」には絶対にデバイスを渡してはいけません。
さらに心理学的なテクニックとして有効なのが「返報性の原理」を活用したアプローチです。自分たちの撮影を頼む前に、相手に対して次のように声をかけます。
「Would you like me to take a picture of you two first?(先にお二人の写真をお撮りしましょうか?)」
相手の写真を先に撮影してあげることで、信頼関係が一瞬で構築され、その後に「Could you take one for us, too?(私たちのも撮っていただけますか?)」と頼むことで、極めて丁寧かつ安全に依頼を完結させることが可能です。
また、現地ガイドや仲良くなった旅仲間と「記念に写真を撮りたい」という場面では、一緒に写真を撮る英語表現として以下が重宝します。
「Can we take a picture together?(一緒に写真を撮ってもいいですか?)」
「Would you mind jumping in for a photo?(ぜひ写真に入っていただけませんか?)」