昔の携帯の名前を総まとめ!平成を彩ったガラケー名機と進化の全歴史
「あの頃使っていた昔の携帯の名前を覚えていますか?」と問いかけられて、即座に英数字の型番が浮かぶ人は少なくありません。平成の携帯電話は、単なる通信機器を超えて、持ち主のアイデンティティやライフスタイルを雄弁に物語るアイコンでした。
1990年代後半のモノクロ液晶とストレート型から始まったパーソナル携帯の普及期を経て、2000年代初頭にはNECが牽引した「N」シリーズの折りたたみ形状が一世を風靡しました。開閉時の「カチッ」という小気味よいラッチ音は、ビジネスパーソンから女子高生までを虜にし、通話が終わるたびに小気味よく折りたたむ仕草そのものが時代のトレンドとなりました。
一方で、KDDI(au)が投入した「au design project」の第1弾「INFOBAR(インフォバー)」は、深澤直人氏がデザインを手掛け、モザイクタイルのような配色(象徴的な「NISHIKIGOI」カラー)でガジェットの概念を工芸品や現代アートの領域へと押し上げました。スペック数値の競争に終始していた業界に「手触りと視覚の心地よさ」という新たな価値軸を提示した瞬間でした。
さらに、J-PHONE(現ソフトバンク)が世に放ったシャープ製の「J-SH04」は、背面に超小型カメラを内蔵し「撮った写真をその場でメールに添付して送る」という「写メール」文化を爆発させました。それまで言葉だけで伝えていた日常の風景をビジュアルで即時共有する体験は、現代のSNS写真コミュニケーションの直接的な原点といえます。
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