赤ちゃんのカフェオレスポット急増は危険?何個から受診すべきか徹底解説
複数のカフェオレスポットが存在する場合、鑑別すべき代表的な疾患が神経線維腫症1型(NF1:レックリングハウゼン病)です。NF1は遺伝子疾患のひとつで、皮膚や神経系、骨などに様々な症状が現れる可能性があります。
NF1の初期症状として最も早く現れるのが、生後まもなくから増える多数のカフェオレ斑です。斑点そのものは悪性化するものではありませんが、成長に伴って皮膚の線維腫、脇の下や脚の付け根の雀卵斑(そばかす様色素斑)、骨の変形、眼の虹彩小結節などが生じることがあるため、早期からの定期的な経過観察が重視されます。
遺伝に関する確率として、NF1は常染色体顕性(優性)遺伝の形式をとります。親のどちらかがNF1である場合、子どもに遺伝する確率は50%です。ただし、患者の約半数は家族歴のない「突然変異(孤発例)」によって発症するため、「家系に誰もいないから関係ない」と言い切ることはできません。だからこそ、皮膚症状の客観的な評価が不可欠です。
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