防火ダンパーとは?命を守る仕組みや防煙との違い・点検基準を徹底解説
「厨房の熱気で突然ダンパーが閉まり、換気が止まってしまった」「定期清掃の振動でヒューズが外れてしまった」というトラブルは現場で日常的に起こります。このような場合の防火ダンパーの復旧方法(手動復帰)を把握しておくことは極めて実践的です。
基本的な手動復帰の手順は以下の通りです。
まず、天井の点検口を開けて防火ダンパーの設置場所を確認します。本体外側または内部にある復帰レバーを操作し、強力なバネの力に逆らいながら羽根を「開」の位置まで引き戻します。多くのダンパーには「カチッ」とラチェットが噛み合って固定される仕組みが備わっています。
ただし、温度ヒューズが実際に溶断してしまっている場合は、レバーを戻しても固定されません。この場合は適合する指定温度の新品ヒューズを取り付け直す作業が必須となります。誤って規格の異なるヒューズ(72℃の場所に120℃用など)を取り付けると、法令違反になるばかりか、火災時に作動が遅れて大惨事を招くため絶対に避けてください。
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