マイクロカプセルとは?仕組みから柔軟剤の危険性・最新動向まで徹底解説

マイクロカプセルとは?仕組みから柔軟剤の危険性・最新動向まで徹底解説について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。

ネット上では「マイクロカプセル=猛毒のマイクロプラスチックそのもの」といった極端な言説も見受けられますが、科学的な観点から正確な実態を把握する必要があります。

確かに、従来の柔軟剤や工業用コーティング剤で多用されてきた合成樹脂系マイクロカプセルは、意図的に添加される微小プラスチック粒子(オキシ・マイクロスフィア)に該当します。洗濯排水を通じて河川や海洋に流出した場合、自然環境下で分解されるまでに数百年単位の年月を要し、海洋生物の体内蓄積や生態系への悪影響が懸念されているのは紛れもない事実です。

欧州化学物質庁(ECHA)を中心とする欧州連合(EU)では、REACH規則に基づき、意図的に添加されるマイクロプラスチックの製品含有を段階的に禁止する厳格な法規制を施行しています。日本国内でもプラスチック資源循環促進法の施行に伴い、大手化学メーカーを中心に「脱プラスチック」「生分解性カプセル」へのシフトが急速に進んでいます。

したがって、「マイクロカプセルという概念そのものが悪」なのではなく、「難分解性の合成樹脂殻を大気や排水へ無差別に飛散させる使い方が問題視されている」というのが事実に即した正確な構図です。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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