「わたしがゴマキ」元ネタと噂の真相|ネット激震の経緯と後藤真希の現在
ネット検索で「わたしがゴマキ 元ネタ」や「私がゴマキ 意味」を調べるユーザーの多くが、最初に突き当たるのは「ゲームの野良チャットでたまたま知り合った相手が、実は本物の後藤真希だった」という、にわかには信じがたいエピソードです。
この言葉がネット空間に投下された発端は、2019年3月に『週刊文春』が報じた後藤真希の不倫裁判報道に遡ります。報道によると、後藤真希の夫が、彼女の元交際相手である男性に対して損害賠償を求めて提訴。その訴状や準備書面の中で、後藤真希と相手男性がオンラインゲームのメッセージ機能やチャットを通じて再び繋がりを持った経緯が克明に記されていました。
ネット上のまとめサイトやSNSでは、この一連の出来事が劇的に脚色され、次のようなシチュエーションとして拡散されることになります。
『ゲーム内のチャットで「芸能人で誰が好き?」と質問された男性が、何気なく「ゴマキ」と返答。すると相手から返ってきたメッセージが「私がゴマキ」だった――。』
このあまりに鮮烈で映画のようなやり取りが「男の脳を狂わせるパワーワード」「全ゲーマーの究極の妄想」として大反響を呼びました。しかし、噂の真相を報道各社の取材データと裁判記録から精査すると、相手男性は完全な初対面の他人ではなく、10代の頃に交際していた元交際相手であったことが判明しています。つまり、ゼロからの偶然の出会いではなく、過去の親密な関係性がオンラインゲームという閉ざされた空間を媒介にして再燃したのが客観的事実です。
それでもなお、「見ず知らずのプレイヤーに正体を明かした」というネット的解釈が独り歩きした理由は、彼女が芸能界屈指の筋金入りゲーマーとして知られていたこと、そして「ゴマキ本人がネットの向こう側に実在した」という途方もないリアリティが、当時のネット住民に凄まじいロマンと戦慄を与えたからに他なりません。