参院選比例は個人名を書くべき?当落直結の仕組みと注意点
「参院選の比例は個人名と政党名のどっちを書くべきか」という問いに対する結論は極めて明快です。特定の候補者を国会へ送り出したい、または政策を強く後押ししたい明確な意図があるなら、絶対に「個人名」を書くべきです。
その背景には、比例代表における候補者名の票の行方と集計プロセスがあります。参議院比例代表の集計では、以下の2段階の手順が踏まれます。
- 第1段階(政党全体の議席数を決定):各政党に投じられた「政党名票」と、その党に所属する「全候補者の個人名票」を合算し、政党の総得票数を算出します。この数値を基準にドント方式の議席配分を行い、各党の獲得議席数を確定させます。
- 第2段階(当選者を決定):各政党に割り振られた議席枠に対し、非拘束名簿式の個人得票順で上位の候補者から順に当選が決まります。
つまり、候補者の個人名を書いた場合、その1票は「政党の獲得議席を増やすための1票」としてカウントされると同時に、「その候補者が党内で当選枠に入るための1票」として二重に機能します。これが比例代表で個人名を書くメリットの核心です。政党名だけを書いた場合、政党の枠は広がるものの、誰を当選させるかは他の有権者の個人得票順に完全に委ねられることになります。
タグ:
https://3tex.com/kabuki-fusion/7409295/