二点透視図法で絵が歪む真の理由とは?プロ直伝の正しい描き方と黄金則
Q1:キャンバスの外に消失点がある場合、デジタル作画でどうやって線を引けばいいですか?
A1:CLIP STUDIO PAINTなどのペイントソフトであれば、ナビゲーターやズーム機能を使ってキャンバス表示を縮小し、作画枠の外側にあるグレーの作業領域にパース定規の消失点アイコンをドラッグして配置します。Photoshop等の場合は、キャンバスサイズを一時的に3〜4倍に拡張してガイドを引き、作画完了後に元のサイズへトリミングする方法が確実です。
Q2:キャラクターを描くとき、アイレベルはどこに設定すれば自然に見えますか?
A2:鑑賞者(カメラ)が同じ地面の上に立っている状況を想定する場合、直立した同年代のキャラクターの「目元の高さ」にアイレベルを重ねるのが基本です。アイレベルがキャラクターの腰にある場合はローアングル(見上げる構図)、頭上を越えている場合はハイアングル(見下ろす構図)になります。背景のアイレベルとキャラクターの視線高を一致させることが、人物が背景から浮いてしまう現象を防ぐ最大の防壁です。
Q3:3Dモデルの背景素材を使っていれば、二点透視の知識を学ぶ必要はありませんか?
A3:必須です。3D素材をキャンバスに配置する際、カメラの画角(焦点距離)を適切に設定しないと、素材自体が激しく歪んでしまいます。また、配置した3D背景のパースに合わせて2Dのキャラクターを描き起こすには、その空間のアイレベルと消失点がどこにあるかを読み取る知識が不可欠です。パースの基礎を理解して初めて、3D素材を違和感なく手描きイラストに馴染ませることが可能になります。
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