円の中心の出し方決定版!定規や直角だけで特定する3つの裏ワザ

円の中心の出し方決定版!定規や直角だけで特定する3つの裏ワザにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

建設や木工のプロフェッショナルが、現場でコンパスを広げて悠長に作図することはありません。彼らが愛用しているのが、金属製の直角定規である「さしがね(曲尺)」です。さしがね円の中心出しは、前述のタレスの定理を物理的に最も早く具現化する手法として知られています。

丸太の断面にさしがねの内角を当て、角を円周の縁に合わせます。さしがねの長手(長い辺)と妻手(短い辺)がそれぞれ木材の外周とぶつかる位置を目盛りで読み取り、その2点を結ぶように直線を引きます。さしがねの向きを90度ほどずらしてもう一度同じ直線を引けば、あっという間に丸太中心出し方の作業が完了します。さしがね自体の剛性と直角精度が高いため、表面に凹凸がある天然木でも狂いが少ないのが利点です。

さらに木工旋盤の現場で定番となっているのが、円の中心を出す道具として名高い「センターファインダー(センターゲージ)」です。これは90度または60度のV字型ガイドの中央に定規が固定された治具で、丸太や円柱の側面にガイドを押し当てるだけで、定規の縁が自動的に円の中心線を示します。線を2本交差させる所要時間はわずか5秒程度であり、DIY初心者が量産作業を行う際にも強力な味方となります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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