パスボールとは?暴投との違いや失策扱い・振り逃げの真相を徹底解説

パスボールとは?暴投との違いや失策扱い・振り逃げの真相を徹底解説の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

ファンが最も混同しやすいのが、「パスボールはエラー(失策)なのか?」という点です。結論から言えば、パスボールは記録上の「失策(Error)」列には計上されません。捕逸という独立した個人記録枠で管理されます。しかし、投手の自責点(Earned Run)を算出する上では「失策と同等」として扱われるという特殊な二重構造を持っています。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価パスボール(捕逸)公認野球規則9.13(b)
NPB年間発生率:1球団あたり約10〜20件前後捕手の正面〜捕球可能圏内の後逸。走者が進塁して初めて記録ボードの「E」は増えないが投手の自責点を消滅させる保護規定ワイルドピッチ(暴投)公認野球規則9.13(a)
NPB年間発生率:1球団あたり約30〜50件前後大きく逸れた球、手前で大きく跳ねる変化球など捕球困難な投球投手の責任であり、これで生還した走者は原則「投手の自責点」となる通常の守備失策(エラー)公認野球規則9.12
送球ミス・打球後逸・捕球落球など野手が通常の守備行為でアウトにできる打球・送球を失敗した場合スコアボードの「E」に加算。チーム・個人失策数として公式集計

NPB公式記録員ハンドブックの基準によると、ランナーが塁上にいない状況で捕手がボールを後逸しても、打者が進塁できない(アウトカウントやストライクカウントが増えるだけの)場合は、パスボールとしてもワイルドピッチとしても記録されません。あくまで「後逸によって走者(または打者走者)が進塁した事実」があって初めて公式記録に刻まれます。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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