重さ3Kg・保証金20万の衝撃!初期携帯電話の歴史とバブルの真実
携帯電話が一部の富裕層のものから一般庶民の必需品へと劇的にシフトした背景には、1994年の制度改正(端末買い取り制度の導入)があります。それまでの高額な保証金制度が撤廃され、販売店が本体価格を割り引いて販売できるようになり、初期費用が劇的に下がりました。さらに低料金なPHSの登場も加わり、若者世代を中心にユーザーが一気に拡大します。
1990年代末から2000年代初頭にかけては、日本独自の進化を遂げた「フィーチャーフォン(通称:ガラケー)」の黄金期を迎えました。その口火を切ったガラケー初期の名機として名高いのが、1999年に登場したNTTドコモの「501iシリーズ(N501i、P501i、D501i、F501i)」です。なかでもNEC製の「N501i」は、美しい折りたたみデザインと大型モノクロ液晶で爆発的なヒットを記録しました。
さらに2000年には、シャープが開発した「J-SH04」が11万画素のカメラと背面の小型ミラーを搭載し、「撮った写真をその場で送る」というビジュアルコミュニケーション文化(写メール)を創出。カラー液晶、着メロ、折りたたみ構造、ワンセグなど、日本のものづくり技術が結晶化したガラケーは、世界に先駆けて独自のモバイル文化を花開かせたのです。
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