【真相】なぜJip連合が選ばれた?東芝買収・上場廃止の理由と再建の現在
東芝は今後どうなるのか——その最終的な出口戦略(イグジット)として見据えられているのが、数年後の再上場(IPO)です。JIPをはじめとする投資ファンドは出資回収を行う必要があり、東芝が企業価値を十分に高めた段階で再び株式市場に復帰することが既定路線となっています。
しかし、単に過去の姿に戻るだけの上場では市場の評価は得られません。東芝が再びマーケットで高い評価を得るためには、3つの条件をクリアする必要があります。
再上場に向けた3つの必須条件:
第一に、ロームとの協業成果を早期に数字として示し、パワー半導体事業のグローバル競争力を証明すること。
第二に、インフラ保守などのストック型ビジネス比率を高め、景気変動に左右されない安定したキャッシュフロー創出力を持つこと。
第三に、過去の不祥事を二度と繰り返さない透明性の高いコーポレートガバナンス体制が完全に定着したことを対外的に示すことです。
巨額の負債返済と成長投資のバランスを取りながら、真の「稼ぐ力」を取り戻せるかどうかが、名門復活の試金石となります。
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