「流行語大賞はおかしい」毎年炎上する選考委員の偏りと世論乖離の真相

「流行語大賞はおかしい」毎年炎上する選考委員の偏りと世論乖離の真相の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

毎年11月上旬に30語前後のノミネート語が発表され、12月1日にトップテンと年間大賞が明かされるスケジュールは、1984年の創設以来40年以上続いています。しかし近年、発表直後のソーシャルメディアを埋め尽くすのは祝祭感ではなく、「日常会話で一度も使ったことがない」「自分の周りでは誰も知らない」という困惑の声です。

この流行語大賞と世論とのズレや乖離が発生する最大の理由は、選考プロセスが「実際の使用頻度や検索ボリュームのデータ解析」ではなく、「特定コミュニティ内の定性的な話題性」に依存している点にあります。かつてテレビの単一チャンネルを国民の半数以上が同時に視聴していた昭和・平成初期とは異なり、現代のカルチャーはSNSのアルゴリズムによって極端に細分化されています。

たとえば、テレビドラマを熱心に追う層にとって親しみ深い言葉であっても、YouTubeや配信サービス、ショート動画を主戦場とする若年層にとっては完全に未知の語彙となります。逆に、TikTokやXで数億回再生されたネットミームがノミネートにすら入らない事態が日常化しており、この「体感する流行」と「選定される流行」の断絶が、流行語大賞はおかしいというネットの反応や批判を増幅させています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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