吉本実憂の現在!結婚の真相と事務所退所理由、本格アクション転身の全貌
吉本実憂がアクションという新境地で輝けるのは、基礎となる演技力が並外れて高いからです。10代から20代前半にかけて彼女が刻んできたフィルモグラフィは、同世代の女優陣と比較しても極めて重厚な足跡を残しています。
とりわけ業界関係者の評価を決定づけたのが、2014年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』での栄姫(黒田長政の継室)役でした。徳川家康の養女として嫁ぎ、豊臣と徳川の狭間で揺れ動く難役を、当時17歳の若さで凛とした気品と内なる激情を湛えて演じきり、「若手とは思えない圧倒的な時代劇適性」と賞賛を浴びました。
さらに、そのイメージを鮮やかに裏切ったのが2017年のドラマ『クズの本懐』です。それぞれ他に思い人を抱えながら歪んだ契約関係を結ぶ女子高生・安楽岡花火役を主演として引き受け、過激なスキンシップ描写と人間の醜いエゴイズムをむき出しにして熱演。それまでの「優等生美少女」という手垢のついたレッテルを自らの手で引き裂き、感情のグラデーションを表現できる稀有な演じ手であることを業界に知らしめました。映画『罪の余白』で見せた冷酷なスクールカーストの支配者役も含め、彼女のキャリアは常に「期待される枠組みの破壊」の連続であったと言えます。
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