世界を席巻する「特撮出身」の系譜。オダギリジョーから佐藤健、菅田将暉まで、平成仮面ライダーたちが2026年のエンタメ界を支配し続ける理由
2000年代後半から2010年代にかけて、シリーズはさらなる怪物級の才能を世に送り出す。『仮面ライダー電王』(2007年)で主演を務めた佐藤健は、気弱な少年と彼に憑依する複数の精神体を見事に演じ分け、その卓越した演技力を世に知らしめた。後に彼は『るろうに剣心』シリーズで日本のアクション映画の歴史を塗り替えることになる。
そして『仮面ライダーW』(2009年)でデビューした菅田将暉の登場は、決定打だった。当時16歳、史上最年少でフィリップ役を演じた少年は、今や日本アカデミー賞の常連であり、音楽シーンをも席巻するカリスマとなった。彼らの活躍により、「仮面ライダーに出演する=未来のトップスター候補」という方程式が完全に完成したのである。
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