埼玉のレトロ自販機聖地2026!上尾・まんぷくの稼働と絶品グルメ解説
国道17号線沿いに佇むオートパーラー上尾の重厚な引き戸を開けると、薄暗い空間にゲーム機の電子音と、ほのかに甘辛い醤油出汁の香りが漂います。ここで絶対的な存在感を放つのが、富士電機製 麺類自動調理販売機です。
硬貨を投入してボタンを押すと、「調理中」のランプが点滅し、内部で湯切りドラムが猛烈な勢いで回転を始めます。約27秒のカウントダウンを経て取り出し口に現れる一杯は、丼の底にしっかりと天ぷらやウズラの卵、ナルトが仕込まれており、熱々のつゆが張られています。出汁は既製品の希釈液ではなく、店舗側でしっかりと仕込まれた鰹節の風味が際立つ関東風の黒いつゆ。ひと口すするごとに、40年以上の歳月を越えて受け継がれる丁寧な手仕事のぬくもりが身体中に染み渡ります。
一方、久喜市の日光街道沿いに鎮座するオートパーラーまんぷくでは、トーストサンド自販機とハンバーガー自販機の黄金コンビが堂々の現役稼働を誇ります。太平洋工業製のトーストサンド自販機にお金を入れ、約40秒。電熱ヒーターでこんがりと焼き上げられたアルミホイル包みを取り出す瞬間は、大人であっても思わず童心に返る熱気があります。外側はカリッと香ばしく、内部のチーズとハムがとろける食感は、現代のコンビニエンスストアのチルドサンドイッチでは決して味わえない唯一無二の魅力です。
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