減債基金係数の計算式と覚え方|資本回収係数との違いをプロが徹底解説
FP試験の受験生のみならず、実務のコンサルティング現場でも最も誤解されやすいのが減債基金係数と資本回収係数の違いです。どちらも「毎年の定期的な支払額・受取額」を求める係数であるため、問題文の読み違えによるケアレスミスが頻発します。
両者の本質的な相違点は、資金の流れの「出発点」と「終着点」にあります。
- 減債基金係数:出発点は「ゼロ」。将来の「目標額(ゴール)」に向かって毎年いくら積み立てるかを求める。
- 資本回収係数:出発点が「現在のまとまった資金(スタート)」。手元にある資金を将来にわたって毎年いくら取り崩せるか、あるいは借入金を毎年いくらずつ元利均等返済するかを求める。
ライフプランニングと資金計画において使われる「FP 6つの係数」の全体像と役割を、客観的な比較データとともに整理しました。
資本回収係数は「投資した資本を回収する(または元本を使い切る)」プロセスであり、減債基金係数は「未来の目標に向かって基金を積み立てる」プロセスです。矢印が未来へ向かっているのか、それとも現在から未来へ消費されていくのかを識別することが、根本的な理解への近道となります。
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