帽子の種類と名前完全図鑑!メンズ・レディース別の特徴と選び方
アパレル店頭やオンライン通販のレビュー欄で最も混乱が見られるのが、「ベレー帽」「キャスケット」「ハンチング」の境界線です。見た目のニュアンスは似ていますが、パターンの裁断と構造に決定的な違いが存在します。
ベレー帽とキャスケットの違い
ベレー帽は、つば(バイザー)が一切存在しない、丸く平らなフェルトやニット製の帽子です。伝統的な「バスクベレー」は頭頂部に「チョボ(短いしっぽ)」があり、ミリタリーベレーは縁にレザーパイピングが施されています。
対してキャスケット(Casquette)は、フランス語で「前つば付きの小さな帽子」を意味し、ふっくらとした頭頂部(通常6枚または8枚のハギ合わせ)に前方への「小さなつば」が結合されています。ベレー帽に前つばを取り付けたような形状をしているため、ボリューム感を前後に倒してシルエットを調整できるのが魅力です。
ハンチングとキャスケットの関係性
ハンチング(Hunting Cap)は、19世紀のイギリス貴族が狩猟用に用いたフラットキャップが起源です。頭頂部がフラットで一枚布(または前後に分かれたパネル)で作られ、前つばとクラウンの先端が縫い留められているかスナップボタンで固定されています。
英語圏ではキャスケットも「ニュースボーイ・キャップ(新聞配達員帽)」としてハンチングの一種に分類されることが多いですが、日本の服飾市場では「頭頂部が平らで直線的なものをハンチング」「頭頂部に丸みや膨らみがある多枚ハギのものをキャスケット」として明確に区分して販売されています。
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