型枠セパレーターの全知識!種類・ピッチ計算とパンク防止の極意
Q1:セパレーターの「W5/16」と「W3/8」はどう使い分けますか?
A1:一般的な住宅や低層RC造の壁(壁厚150〜200mm程度)ではコストと施工性のバランスが良い「W5/16(2分5厘)」が標準です。一方、壁高が3mを超える擁壁や地下外壁、梁幅が広い大型構造物など、大きな側圧がかかる部位には引張耐力が約1.5倍高い「W3/8(3分)」を採用します。
Q2:型枠解体後に壁から出たセパレーターを放置するとどうなりますか?
A2:大気中の水分や酸素に触れてセパレーターの軸鋼がサビ始め、やがてコンクリート内部へとサビが進行します。サビの膨張圧によってコンクリートがひび割れ・爆裂(ポップアウト)を起こし、赤茶色のサビ汁が外壁を汚損するため、脱型後はPコン穴へのモルタル充填や、防錆キャップによる確実な保護が必須です。
Q3:止水セパレーターを使っても漏水する原因は何ですか?
A3:主な原因は、止水板の周囲にコンクリートが密実充填されずジャンカが生じているケースや、セパレーターの傾きにより止水リングが変形・脱落しているケースです。打設時の適切なバイブレーター棒の挿入と、セパレーターを水平垂直に正しく保持する施工精度が不可欠となります。
Q4:型枠フォームタイとセパレーターの締め付けで最も注意すべき点は?
A4:締め付けトルクの偏りです。1箇所だけを極端に強く締めると型枠が内側に歪み、隣接するセパレーターが緩んでしまいます。全体の通り(直線性)を水糸やレーザーで確認しながら、均等にトルクをかけて締め込むことが躯体精度を保つ基本です。
タグ:
https://www.thisbythem.com/bushido-news/8258976/