キングバンブーの育て方完全ガイド|葉が黄色くなる原因と復活術
栽培現場や園芸相談窓口に寄せられるトラブルの中で、最も頻度の高い相談が「変色」に関するものです。黄色化の部位と症状の進行度合いによって原因は明確に分かれます。
まず、キングバンブーの葉が黄色くなる原因としては、以下の4大要素が挙げられます。
- 直射日光による葉焼け:強い西日や真夏の直射日光に当たると、葉緑素が破壊されて部分的に白〜黄色く変色し、やがて茶色く枯死します。
- 水切れまたは空気の極端な乾燥:下葉から徐々に黄色くなり、葉先がパリパリと乾燥している場合は水分供給不足です。
- 根詰まり・栄養過多:鉢底から根がはみ出している場合の根詰まり、または休眠期の過剰な肥料投入による「肥料焼け」が葉の変色を引き起こします。
- 低温障害:秋から冬にかけて室温が10℃を下回ると、葉全体が黄色く変色して下垂します。
一方、より深刻なのが「キングバンブーの幹が黄色い」という状態です。触ったときに幹に弾力がなくブヨブヨしている場合、内部で根腐れが進行し、導管が腐敗菌によって閉塞しています。この状態を放置すると株全体が枯死するため、以下の緊急レスキュー手順を速やかに実行する必要があります。
【幹が黄色くなった場合の復活手順】
1. 鉢から株を抜き、黒ずんで腐敗した根を清潔なハサミで完全に切り落とす。
2. 幹の黄色く柔らかくなった部分より上の「硬くて青い健康な組織」の位置で、水平にスパッと切り戻す。
3. 切り口に園芸用の癒合剤(トップジンMペーストなど)を塗布して雑菌の侵入を防ぐ。
4. 残った上部の青い幹を水挿しにするか、清潔な赤玉土に挿して発根を待つ。
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