仮面ライダー本郷猛の壮絶な生い立ちとは?藤岡弘、から現在まで徹底解明
本郷猛の人物像を語るうえで外せないのが、あまりにも過酷な宿命と圧倒的なハイスペック設定です。城南大学工学部(生化学研究所)に所属する優秀な科学者であり、卓越したライディングテクニックを誇るオートレーサーでもあった彼は、頭脳明晰なIQ600の天才として描かれます。
しかし、その類いまれな知性と肉体こそが、世界征服を目論む悪の秘密結社ショッカーに目を付けられる原因となりました。拉致された本郷は、バッタの脅威的な跳躍力と身体能力を移植されたショッカー改造人間へと変貌させられます。脳改造の手術直前、恩師である緑川弘博士の手引きによって脱出に成功したものの、自らの肉体が二度と普通の人間には戻らない異形のものとなった現実は、若き青年の心に深い影を落としました。
さらに、脱出直後に緑川博士がショッカーの怪人によって殺害され、その場に駆けつけた博士の娘・緑川ルリ子から当初は父殺しの犯人と誤解されるなど、本郷の戦いは常に孤独と悲哀から始まっています。己を化物に変えた組織への復讐ではなく、「他者に自分と同じ悲しみを味わわせない」という利他の心こそが、彼を仮面ライダー1号という守護者へ昇華させた原動力でした。
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