シリコンゴムがほどける原因と絶対に緩まない結び方徹底解説

シリコンゴムがほどける原因と絶対に緩まない結び方徹底解説を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

シリコンゴムやポリウレタン製の透明コードを扱ったことがある人なら、一度は「きつく結んだはずなのに、引っ張った瞬間にスルスルとほどけた」という経験があるはずだ。なぜ一般的な紐や糸と同じように結んでも固定されないのか。その背景には、素材の力学的特性が関係している。

シリコンゴムは一般的な繊維糸と異なり、表面に凹凸がほとんどなく摩擦係数が極めて低い。さらに、伸ばされたゴムが元の長さに戻ろうとする「弾性復元力」が常に結び目の中心に向かって働く。この復元張力が、結び目同士の接触面を外側へ押し広げる力へと変換され、結果として滑り落ちるように結び目が解離してしまう。

現場のクラフト制作や日常のセットで頻発している代表的な「3大NG手法」は以下の通りだ。

  • NG1:一般的な「固結び(本結び)」を1〜2回だけで終わらせている
    靴紐やタコ糸であれば摩擦で止まるが、シリコンゴムでは結び目の摩擦抵抗が足りず、わずかな振動や伸縮で簡単にすっぽ抜ける。
  • NG2:ゴムをピンと伸ばさず、緩んだ状態のまま結んでいる
    ゴムを引っ張らずに結ぶと、結び目のコア(芯)が十分に小さく締まらない。後からブレスレットを腕に通して伸びた際、結び目の緩みしろが一気に広がってしまう。
  • NG3:結び目の根元ギリギリで余りゴムをカットしている
    結び目を小さく見せようとしてカット位置を攻めすぎると、着用時のわずかなズレで結び代(シロ)が結び目の中に吸い込まれ、一瞬でほどけて玉砕する。最低でも2〜3mm程度の余白を残す必要がある。
石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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