家に出たのは危険なヤツ?日本のゴキブリ主要種類と見分け方をプロが徹底解説
インターネット上のQ&AサイトやSNSでは、「家の中で小さな茶色いゴキブリを見つけた。チャバネゴキブリの巣があるに違いない」とパニックに陥る投稿が頻繁に見られます。しかし、ここには専門家が指摘する大きな盲点が存在します。
その代表例が、野外に生息するモリチャバネゴキブリ 違いの見極めです。モリチャバネゴキブリは、外見がチャバネゴキブリと瓜二つですが、雑木林の落ち葉の下などに生息する完全な野外性昆虫です。胸部にある2本の黒い筋の間隔が後方に向かって広がる(末広がりになる)点や、前翅の透明感などで判別されます。夜間に室内の照明に引き寄せられて網戸や窓の隙間から迷い込むことがありますが、乾燥した屋内では数日で死滅し、繁殖することは一切ありません。
日本国内にはほかにも多種多様な屋外 ゴキブリ 種類が存在します。
- サツマゴキブリ:南九州や南西諸島に多く、近年本州沿岸部でも確認。翅が退化しており一見するとダンゴムシやカブトムシのメスのような丸みを帯びた形状。土壌や石の下に生息。
- ルリゴキブリ:南西諸島に生息する体長1cmほどの小型種。青藍色の美しい金属光沢を持ち、森林の朽ち木などを住処とする。
- オオゴキブリ:体長4cm前後の大型種で、深い森の朽ち木の中で家族集団を作って木材を食べ、分解者として森林生態系を支える益虫的側面を持つ。
害虫駆除のプロが口を揃えるのは、「ネット上で言われる『1匹見たら100匹いる』という俗説は、種類によって真偽が分かれる」という事実です。これがクロゴキブリの成虫であれば、外部からたまたま飛来した単発侵入であるケースが約7割を占めます。しかし、チャバネゴキブリの成虫や、クロゴキブリの微小な幼虫(白い帯のある個体)が複数目撃された場合は、すでに室内や建物の構造内部で繁殖サイクルが回っている証拠となります。
タグ:
https://starterpackmemes.com/nihon-news/3215141/