付点四分音符の長さは何拍分?八分音符換算で即解決するリズムの極意
では、現場でプロが初心者に施す最も再現性の高い付点四分音符の数え方とはどのようなものでしょうか。それは言葉の発声と手の動きをリンクさせる「音節トレーニング」です。
1拍半のリズムの取り方を完全に身体化するための3ステップを紹介します。
- 言葉を「1と・2と」に変換する:
1拍を「1(い ち)」ではなく、「1(表拍)」と「と(裏拍)」に分けます。2拍目も同様に「2(表拍)」と「と(裏拍)」です。付点四分音符は八分音符3個分なので、「1・と・2」の3つの間、音を伸ばし続けます。そして、4つ目の「と」のタイミングで次の音を鳴らします。
【発声例】:「(打鍵)い・ち・と・に・(次の打鍵)と」 - リズム音読「ター・ア・タ」法:
八分音符を1文字の「タ」と仮定します。付点四分音符(3個分)+ 八分音符(1個分)の組み合わせは、合計4文字の「タ・ア・アン・タ」になります。
・1拍目表:タ(音を鳴らす)
・1拍目裏:ア(伸ばす)
・2拍目表:アン(伸ばす)
・2拍目裏:タ(次の音を鳴らす)
口で「ターアン・タ」と等間隔で言えるようになれば、指先も自然とそのタイミング通りに動くようになります。 - メトロノームでの練習方法(テンポの裏拍鳴らし):
最も確実な機械的アプローチは、メトロノームを八分音符の速さで鳴らす手法です。例えば楽曲の指定が「四分音符=60」であれば、メトロノームを倍の「120」に設定します。チッチッチッチッと鳴るクリックに対して、「3回鳴る間伸ばして、4回目で次の音を弾く」練習を繰り返します。メトロノームの音が「1拍半」の絶対的な長さを耳から体に叩き込んでくれます。
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