トリムボーダー壁紙で部屋を一新!賃貸Okの選び方と失敗ゼロの極意
賃貸オーナーや管理会社との間で後日トラブルになりやすいのが、退去時の「原状回復義務」です。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、借主の故意・過失による壁紙の破損や糊残りによる変色・剥離については、通常損耗(経年劣化)の範囲を超えて補修費用が借主負担になると明記されています。
この懸念を払拭するために開発されたのが、賃貸対応トリム壁紙や再剥離性粘着剤を採用した剥がせるトリムボーダーです。近年の接着剤にはシリコーン微粒子や特殊アクリルポリマーが用いられており、初期接着力は穏やかで、時間が経過しても下地の塩化ビニル樹脂クロスを巻き込んで破断させない工夫が凝らされています。
ただし、現場検証において「剥がせる仕様だから誰でも100%安全」と過信する落とし穴も報告されています。もともとの下地クロスが「耐指紋機能や撥水加工が施された防汚壁紙」である場合、粘着テープ自体の密着が弱すぎて端から自重で垂れ落ちてしまうケースがあります。逆に、20年以上経過して表面が風化・硬化したビニールクロスの場合、剥離時に下地の紙層を道連れにして裂いてしまう事故が少なくありません。
賃貸居室で不安がある場合は、目立たないクローゼット内部などでパッチテストを行うか、あらかじめ下地へ「幅広マスキングテープ(壁紙養生専用)」を帯状に敷設し、その上からトリムを貼り付ける二重構造を採用するのが最も確実な自衛策です。
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