正和堂書店がバズる理由とは?話題のしおり誕生秘話と通販・店舗情報
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正和堂書店は、1970年創業の大阪市鶴見区にある地域密着型の書店です。長年、地元住民の学習参考書や雑誌、コミックの需要を支えてきましたが、電子書籍の普及やネット通販の台頭、そして活字離れという出版不況の波は容赦なく押し寄せていました。「このままでは街の本屋が消えてしまう」という強い危機感が、すべての始まりでした。
転機が訪れたのは2018年。店主の息子をはじめとする若手スタッフが中心となり、「本屋に足を運ぶワクワク感をもう一度取り戻したい」「本を開く時間を少しでも特別なものにしたい」という想いから、独自デザインのブックカバー企画を立ち上げました。
その名を一気に全国区へと押し上げた決定打が、「アイスキャンディー(アイスバー)しおり」と「テイクアウト用ストライプ紙袋風ブックカバー」の組み合わせです。文庫本にカバーを巻き、上部に棒付きアイス型のしおりを挟むと、まるで文庫本がアイスのパッケージのように見えるという視覚的な仕掛けが施されていました。この遊び心満載のギミックがX(旧Twitter)やInstagramで投稿されるや否や、「可愛すぎる」「本を読むのが何倍も楽しくなる」「このカバー欲しさに文庫本を買いに行きたい」と爆発的な拡散を記録したのです。
以降も、夏限定のスイカ柄やクリームソーダ、秋の焼き芋やレトロ喫茶シリーズ、冬の温かいホットドリンクモチーフなど、季節感を巧みに取り入れた新作を次々と発表。単なる「本の保護紙」だったブックカバーを、所有欲を刺激する「アート作品」へと昇華させました。
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