ポインセチアの育て方完全ガイド|葉が落ちる原因と短日処理の極意
ポインセチアの赤や白、ピンクに色づく部分は花びらではなく、「苞(ほう)」と呼ばれる変化した葉です。中央にある極小の花(杯状花序)を咲かせる準備段階として苞が色づきますが、このスイッチを入れるためには「短日処理(たんじつしょり)」が絶対に欠かせません。
ポインセチアは日長が一定時間より短くなると花芽をつける「短日植物」です。現代の室内環境は夜間でもLED照明やテレビの明かりで照らされているため、自然放置では「まだ昼が長い」と誤認し、春になっても緑色の葉のまま成長を続けてしまいます。
【短日処理の実践ステップ】
- 開始時期:9月中旬から10月上旬にスタートし、約40〜60日間毎日継続します。
- 完全遮光の時間帯:夕方17:00に株全体へ段ボール箱をすっぽり被せ、翌朝8:00〜9:00まで暗闇(1日あたり約15〜16時間)を保ちます。
- 光漏れの完全排除:段ボールの隙間から漏れるわずか0.5ルクス以上の光(月明かりや室内の間接光程度)でも花芽形成がリセットされます。箱の内側に黒い布を貼るか、厚手の遮光袋を併用するのが確実です。
- 日中の日光浴:朝箱を外した後は、夕方まで屋外または窓際でしっかりと直射日光に当てて光合成を促します。
苞が均一に赤く染まり、中心に小さな黄色い花芽が確認できたら短日処理は完了です。以後は通常の室内管理へ移行します。
タグ:
https://ticket.uxdaystokyo.com/bearweed/7128080/