履歴書の一身上の都合は本当に安全?2026年人事が明かす落とし穴
退職理由は、自身の置かれた境遇に合わせて適切に言語化する必要があります。代表的な4つのケースについて、履歴書の職歴欄および職務経歴書に記載すべき具体的な書き方と実例を整理します。
1. キャリアアップ・前向きな転職(自己都合)の例文
通常の自己都合退職では、履歴書には定型表現を使い、詳細な動機は職務経歴書に記載するのが鉄則です。
【履歴書】
令和〇年〇月 〇〇株式会社 一身上の都合により退職
【職務経歴書での詳細記載例】
「前職では法人向けソリューション営業として目標達成率120%を維持してまいりましたが、より大規模なエンタープライズ領域におけるDX推進支援に携わりたく、キャリアの幅を広げるため発展的に退職いたしました」
2. 倒産・事業所閉鎖・希望退職(会社都合)の例文
会社都合の場合は、自らの瑕疵ではないことを履歴書の段階で明確にしておくことで、無用な懸念を払拭できます。
【履歴書】
令和〇年〇月 〇〇株式会社 会社の業績悪化に伴う事業所閉鎖のため退職
(または:会社の希望退職者募集に伴い退職)
【職務経歴書での詳細記載例】
「所属していたリテール部門の撤退・事業所閉鎖が決定したため、会社都合により退職いたしました」
3. 病気・怪我・家族の介護(やむを得ない理由)の例文
健康や家庭事情が絡む退職では、「現状の就労可能性」を明記することが採用への絶対条件となります。
【履歴書】
令和〇年〇月 〇〇株式会社 一身上の都合により退職(病気療養のため)
※現在は完治しており、フルタイム勤務に一切支障はございません。
【職務経歴書での詳細記載例】
「家族の介護が必要となり退職いたしましたが、現在は介護体制(施設入所など)が整いましたため、業務に専念できる環境となっております」
4. 契約社員・派遣社員の契約期間満了の例文
契約満了は自己都合退職とは異なり、定まった責務を果たした証拠です。正確に事実を記載します。
【履歴書】
令和〇年〇月 〇〇株式会社 契約期間満了により退職
【職務経歴書での詳細記載例】
「有期雇用契約(1年)の満了に伴い退職いたしました。在籍中は販売促進プロジェクトの進行管理を完遂いたしました」