2026年版「企業の稼ぐ力」を解読する:インフレ時代を生き抜く決算書の読み方と構造改革の真実
決算ハイライトで誇らしげに掲げられる「過去最高売上」の文字。しかし、ジャーナリストの視点から見れば、この数値単体には大した意味がない。企業の持続性を評価する最初の関門は、売上高から売上原価と販売管理費を差し引いた「営業利益」にある。
本業で稼ぐ力を示す営業利益が縮小しているにもかかわらず、売上だけが伸びているケースは危険なシグナルだ。無謀な割引キャンペーンや、収益性の低い案件を無理にかき集めた結果である可能性が高い。さらに、本業以外の資金運用や為替損益を含めた「経常利益」との乖離を比較することで、その企業が財務テクニックに頼っているのか、それとも現場の事業で愚直に利益を生み出しているのかが明白になる。
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