ドラゴンフルーツはサボテンの果実!驚きの正体と自宅栽培成功の極意
日本の住宅環境において、ドラゴンフルーツを鉢植えのベランダ栽培で成功させるための要となるのが「仕立て方」と「枝の剪定」です。つる性植物であるため、放置すると自重を支えきれずに倒伏してしまいます。
苗木を入手したら、まずは8号〜10号以上の深鉢を用意し、水はけに優れたサボテン用培養土、または赤玉土小粒6・腐葉土3・パーライト1をブレンドした用土を使用します。中央に強固な木製支柱や単管パイプを立て、頂部に十字型の木枠やリングを取り付けた「行灯(あんどん)仕立て」または「T字・傘仕立て」を構築するのが基本です。
生育のポイントは以下の手順に集約されます。
- 主幹の誘引:主となる太い茎を1〜2本に絞り、頂部の高さ(約1.0〜1.5m)に到達するまで麻ひもで支柱に固定しながらまっすぐ伸ばします。途中で出る脇芽はすべて根元からかき取ります。
- 摘心と下垂(かすい):支柱の最上部に届いたら先端をカット(摘心)します。そこから複数の側枝を発生させ、傘の骨のように下方へ垂れ下がらせます。
- 花芽分化の誘導:ドラゴンフルーツは「下に向かって垂れ下がった成熟枝」にしか花芽を形成しません。上へ上へと伸ばし続けるだけではいつまでも実がつかないため、枝を強制的に下垂させることが収穫への必須工程です。
なお、株を増やしたい場合はサボテンとしての挿し木が極めて簡単です。春から初夏にかけて健康な枝を20〜30cmほど切り取り、風通しの良い日陰で切り口を3〜7日ほど完全に乾燥させてから乾いた土に挿します。水やりを控えて明るい日陰に置けば、2〜3週間程度で旺盛に発根します。
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