白菜の黒い点の正体は?カビじゃない!ゴマ症の原因と安全な食べ方
では、あの黒い粒の具体的な成分は何なのだろうか。答えは、私たちが普段から健康成分として親しんでいるポリフェノールだ。ストレスを受けた白菜の細胞内で、抗酸化作用を持つポリフェノール化合物が過剰に合成・蓄積され、それが酸化して黒色化したものが「ゴマ症」の正体である。赤ワインや緑茶に含まれるあの成分と同じグループだ。
農林水産省の広報や研究機関の資料によれば、ゴマ症を発症した白菜を摂取しても人体への健康被害は一切報告されていない。また、JA全農(全国農業協同組合連合会)も公式SNSなどで「黒い点はポリフェノールであり、食べても全く問題ありません」と繰り返し発信し、食品ロス削減に向けた啓発活動を続けている。毒素やアレルゲンが含まれているわけではないため、取り除く必要すらなく、そのまま調理して味わうことができる。
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