総裁選を動かす党員票の仕組みとは?議員票との違いと逆転劇の真相
党員票に関しては、インターネットや一部の議論で事実と異なる誤解が定着しているケースが見受けられます。現場の取材検証をもとに、代表的な3つの誤解を正します。
誤解1:党員票で1位を取れば必ず総理大臣になれる?
【真相:完全な誤り】
前述の通り、党員票でどれだけ大勝しても、国会議員票を含めた全体の過半数に届かなければ決選投票になります。決選投票では議員票が全体の88%以上を占めるため、党員票トップの候補が敗れ去った事例は過去に複数回発生しています。
誤解2:白票や無効票はドント方式でどう処理される?
【真相:配分計算の母数から完全に除外される】
党員投票の開票時に確認された白票、判読不能票、重複投票などの無効票は、ドント方式の計算対象となる「有効得票数」からあらかじめ除外されます。そのため、特定の候補に割り振られる票が不当に水増しされることはありません。
誤解3:海外在住の日本人党員は投票できない?
【真相:在外党員も要件を満たせば投票可能】
海外に居住していても、自由民主党の在外支部や国内の指定支部に登録し、所定の党費納入要件を満たしていれば、在外投票用のマークシートハガキを通じて総裁選への参加が認められています。
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