ホテルチェックインは何時まで?連絡なし自動キャンセルの真相と深夜対応

ホテルチェックインは何時まで?連絡なし自動キャンセルの真相と深夜対応の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

ネット上のQ&AサイトやSNSでたびたび話題にのぼる「ホテル自動キャンセルの真相」について、フロント現場の管理システムと法的な観点から検証します。結論から言えば、事前の連絡を入れずに予約時の到着予定時刻を一定時間過ぎた場合、宿泊客側の都合による解除と見なされ、予約は高確率で自動解約(ノーショー処理)されます。

これには、全国のホテルが共通して採用している「標準宿泊約款」の規定が深く関係しています。大手チェーンから個人経営の宿まで、約款の第5条(宿泊客の契約解除権)または第3条(宿泊契約の成立等)周辺には、以下のような主旨の条項が明記されています。

「当ホテルは、宿泊客が連絡をしないで宿泊当日の午後8時(あらかじめ到着予定時刻が明示されている場合は、その時刻を2時間経過した時刻)になっても到着しないときは、その宿泊契約は宿泊客により解除されたものとみなし処理することがあります。」

ホテル側がなぜここまで厳格に処理を進めるのか、そこには宿泊管理システム(PMS:Property Management System)の「日次締め処理(オーディット作業)」という業界特有の事情があります。多くのホテルでは、毎日深夜24時から27時(午前3時)前後のタイミングで、当日の宿泊売上と翌日の部屋割りを確定させるシステム更新を行います。この処理の段階で連絡のない未到着客が残っていると、システム上で「不泊」と確定され、自動的に空室在庫へ戻されたり、当日販売枠として再販に回されたりするのです。

さらに宿泊約款とキャンセル料詳細まとめを確認すると、無連絡キャンセル(ノーショー)に対しては宿泊代金の100%が請求されるのが通例です。仮に現地へ午前2時にたどり着いたとしても、システム上で解約が成立していれば部屋はすでに別の宿泊客へ販売されている可能性があり、その場合でも当初の宿泊料金全額を請求されるという二重の痛手を被ることになります。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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